おかえりオーレオール 高津先生
- 作者: 高津
- 出版社/メーカー: プランタン出版
- 発売日: 2017/02/27
- メディア: コミック
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こちら、2作目の紹介となります。
高津先生作 おかえりオーレオールです。
前回のGAPSは、続編も出ていて今も連載があり、またスピンオフもありますが、
こちらはこれのみで完結しています。
おかえりオーレオール…もうタイトルと表紙から、あの頃に置いてきてしまった私の中の何かが疼く…。
いまは現実世界で味わうことのない何かが…(⌒▽⌒)マンガダイスキ!マンガガアレバオライキテイケル!ウホッ‼︎
切ないんだけどちゃんとハッピーエンドなんです。
私、ハッピーエンドものしか受け付けないんですよ。
だって現実世界で打ちのめされたことのある人は、わざわざお金を出して買ったものでまた悲しい思いをしたいわけないんですよ。
登場人物には幸せになってほしいんですよ‼︎おばちゃんは!
いや、芥川賞小説とかもね、あれですよ?悲しみと向き合ってはいますけども、必ずしもバッドエンドじゃないわけですから。
カズとモトの恋愛なんですが、
まず名前からなんか爽やかじゃないですか‼︎
幼馴染2人が、苗字なんだか名前なんだかからとって呼び合ってんでしょうがっていうのを彷彿とさせますよね。
彷彿とさせるの使い方違ってると思うけど伝わればいいんだよ!
カズがね、おうちが大変で離婚しちゃうんです。ありがち。現実世界でも、ありがちですよ。うちも取っ組み合いの夫婦喧嘩ばっかだったので、カズの、もう諦めの入ったため息とか凄く気持ち分かった…。カズはDV気味のお父さんからお母さん守らなきゃいけないんですね。てかこれはお父さんが荒れてるパティーンですね。
モトのおうちは、平和なんです。平和で仲良しな家庭で育ったモトは、もちろんほのぼのとした子になりますよね。カズには無いものです。それに癒やされてるカズ。
でも、カズは家庭が大変だからこそ、外での関係作りが上手いのかな?それが平和で地味なモトにはないから、モトは少し寂しかったり。
でも2人で一緒にいると、お互い一番ほっと落ち着いているんですね。
なにこれ普通にこんな出会いしたいわ。真顔
カズは、思春期に入り、モトのシャンプゥ〜の香りを嗅いでから、もう恋しちゃってると気付くんです。
それをモトに伝えますが、平和でお子ちゃまモトには、少し怖いですよね。
がしかし!モトは、カズがモトに心配かけまいと両親の離婚を秘密にしていたことや、好きだからこそ引かれないように距離をとっていたことに、とっても寂しくなっちゃうんですそして!!少し距離を置いていた間に大人びちゃったカズに!赤面!!!
本番とはいわない!がキスシーンほしかったよ!!ないのがこの高津先生のとても良いところだと分かってはいます!ごめんなさい心の声が漏れました!!
ま、最後はすっきり爽やかハッピーエンドなので、皆さま安心してお読みくださいませ。
いや、これはマジ最高なやつだぜ。ふん。